日本の公害経験シリーズ(全7巻)

日本発、アジアへ 〜映像を通した環境教育

環境映像シリーズ「日本の公害経験」は、TVEジャパンが1995年に設立されて以来、アジアの発展途上国を対象として自主制作・配給してきたシリーズです。題名の通り、日本が過去に経験した「公害」を描いた番組で、戦後の経済成長期に起きた様々な環境汚染や国民への健康被害の歴史が、貴重な資料映像などを用いて綴られています。現在、経済一辺倒で突き進むアジア諸国にとっては、日本の公害の歴史は決して過去のものではありません。同シリーズは、日本の公害の経験を伝え、アジア諸国が今後、同じ過ちを繰り返さないよう、学んでもらおうという目的で制作されてきました。

過去に制作された作品には水俣病や四日市喘息、イタイイタイ病に代表される四大公害病と経済との関係を描いた「日本の公害経験」、続いて「日本の大気汚染経験」「日本の自動車問題」「ストップフロン」と、いずれも日本がいかにして公害を引き起こしてきたか、その経験と問題解決の長い道のりが描かれています。これらの作品はこれまでに、アジア諸国でテレビ放送や上映会、教育機関を通じて広く視聴されてきました。